アイアンの手打ちを直したい。このように思っている人はいませんか?
手打ちだと体を使った時に比べてインパクトも点となり当てることが難しくなります。
たとえ芯で捉えても球は遠くに飛びません。
手打ちの直す方法はいろいろありますが、簡単にできるのが重い練習用アイアンを使って練習することです。
今回は重い練習用アイアンの効果についてお伝えしていきます。
この記事を読めば重い練習用アイアンのメリットが分かります。
重い練習用アイアンでスイングする効果
昔からある練習器具「重いアイアン」。色々なメーカーから似たような商品が出ていると思います。
それでは重い練習用のアイアンはどのような効果があるのでしょうか?重い練習用のアイアンの効果は主に2つ。
・体を使ってスイングができる
・筋力アップができる
この2つです。1つずつ説明して行きます。
体を使ってスイングができる
重い練習用のアイアンを使って練習する1番の効果は体を使ってスイングができることです。
アイアンが重いので手先で打とうとしても打てません。体の大きな筋肉が使えないと重くて振れないのです。
重いアイアンで練習すれば全身を使ってスイングするので飛距離も伸びます。
重いアイアンも普通のアイアンと同じでクラブがリリースされてハンドレートでインパクトすると飛びません。
しっかりハンドファーストでインパクトしないと飛ばないので打っているだけで効率の良いスイングを身に付けられます。
筋力アップができる
重いアイアンは物にもよりますが1キロ以上あるのが普通です。
1キロのアイアンを振ると体には相当負担がかかります。
負担がかかれば自然と筋肉がついてきます。
初めは筋肉痛になるかもしれませんが重いものを振って筋力が上がればヘッドスピードが上がります。
男性が女性より飛ぶのは単純に筋力があるからです。
スイングももちろん関係してきますが、筋力があればボールが飛ぶようになります。
重いアイアンを振ることでゴルフで使う筋力を効率よく鍛えることができるのです。
重い練習用クラブの良い所は実際に球を打てることです。
球を打ちながら練習できるので飽きません。似たような効果がある練習器具でゴルフバットがありますが、素振りをするだけなのですぐに飽きると思います。
更にゴルフバットはクラブフェースがついていない為フェースの向きを把握するのは上級者でないとできません。
重い練習用アイアンなら当然のことながらフェースがあり、更に実際に打てるのでフェースコントロールも身に付けることができます。
重い練習用アイアンのデメリット
重い練習用アイアンのデメリットも紹介しておきます。
デメリットは体に負担が掛かることと、筋力のない人が使うとスイングを崩す恐れがあることです。
アイアンが重いので腰など体のどこかが悪い人は負担がかかりますので注意が必要です。
ゆっくり振れば問題ありませんが球を打っているとどうしても飛ばしたくなり頑張って振ろうとするはずです。
速く振ればそれだけ負担が増えるので気を付けてください。
女性や子供などあまりにも筋力のない人が使うとクラブに振られてスイングを崩す可能性があります。
振った時に軸がずれたりジャンプしたりするのは筋力が足りません。
この場合ゆっくり振ってまずは筋力アップに専念しましょう。
まとめ
今回は重い練習用アイアンの効果をお伝えしました。
重いアイアンを使えば全身で振ることができて手打ちをしなくなります。
筋力アップもできて良いのですが、体の悪い人や、あまりにも筋力がない人が使うのはおすすめしません。
どうしても使いたい場合はゆっくり振ると負担が少ないので試してみましょう。
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投稿者プロフィール
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30代ティーチングプロ
ゴルフ歴は30数年、プロゴルファーである父の元、幼少よりゴルフを始める。研修生時代はプロキャディやミニツアーの経験あり。日々自己研鑽をしながら現役でレッスン活動をしています。
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