「パット・イズ・マネー」という、パッティングの重要性を語る格言があります。
お金を稼ぐプロゴルファーにとって、いかにパットが大切かを表しています。
そんな重要なパッティングですが、みなさんはどのような練習をしていますでしょうか。
今回は、パッティングの効果的な練習方法をご紹介します。
パッティングは感覚が重要!?
プロゴルファーの中でも、パットの名手と呼ばれる人は感覚派が多いと言われています。
独特のL字型パターでコツンの叩くように打つ青木功プロは、日本の感覚派の代表選手と言えます。
パターにおける研ぎ澄まされた感覚がないと、プロの世界では生きていけません。
プロは膨大な練習量と、ラウンドでパターを打ち続けて感覚を磨いています。
しかし、仕事でゴルフをするわけではないアマチュアは、プロほどの練習をすることは難しく、感覚を磨くにも限界があります。
効率的にパッティングを上達しよう!
一般的なアマチュアゴルファーは、少ない時間で効率的に感覚を磨く練習をすることが大切になります。
実戦も含め、何万球も練習をすることができるプロと違って、短時間で感覚をつかむ練習方法を採用しましょう。
今回は、そんな効率的なパッティング練習方法として次の4つの方法をご紹介します。
- 手でボールを転がす
- 目を閉じて打つ
- 目標を見たまま打つ
- わざとカップを外す
続いて、一つ一つご紹介していきます。
手でボールを転がす
最初にご紹介するのは、カップに向かって手でボールを転がす練習です。
これは、パットの距離感を合わせるのに効果的な練習です。
実際のパッティングではなかなか距離が合わない人でも、手でボールを転がすと不思議に距離が合います。
人間の体の感覚は研ぎ澄まされており、人の手は正確な距離感を持っているのです。
この練習のポイントは、投げる時の手の振り幅を確認するということです。
距離に応じて、自然に振り幅を調整していることが実感できると思います。
振り幅の感覚をつかんだら、パターを持った時にその感覚を元にパターの振り幅を考えてみましょう。
目を閉じて打つ
人間の目も、思っているよりも鋭い感覚を持っています。
目から余計な情報が入りすぎて、必要のない場所に力が入ってしまうこともあります。
目を閉じて目から入る情報をシャットアウトすることで、身体の動きを研ぎ澄ますことができます。
振り幅だけを決めて目を閉じて打つだけです。
繰り返すことで、余計な力が入らないスムーズな動作がどういうものか理解できるようになります。
目標を見たまま打つ
こちらは、目を閉じて打つことの逆の発想です。
目標を見ながら打つことで、目標の位置情報をインプットしながらパッティングをしていく練習です。
距離感や方向性を目からの情報で読み取りながら打つことで、視覚から取り入れた情報に合わせた動きができるようになります。
繰り返すことで、距離感や方向性についての感覚が磨かれます。
わざとカップを外す
最後に、あえてカップを外す練習方法です。
左右どちらに、どの程度外すかを決めてから、打ちます。
狙った場所に外すのも案外難しく、なかなか思うようにはカップを外れてくれないと思います。
直接カップを狙うよりも、あえて外すことで傾斜による曲がり方などが、わかりやすくなることがあります。
カップを狙う練習に飽きた時の気分転換にも、効果的な練習です。
まとめ
ゴルフに割ける時間があまりないアマチュアゴルファーのために、短時間でパッティングの感覚を磨く練習方法のご紹介でした。
パッティングについては、さまざまな練習方法などのうんちくが氾濫しています。
でも、感覚を磨くということが、まずは重要になります。
パッティングが上達すれば、確実にスコアはアップします。
いろいろ練習を工夫してパッティング名人を目指しましょう。
ビーレジェンドプロテイン「スポーツ&ウェルネス」の 詳細はこちら
投稿者プロフィール
- ゴルフ歴20年のおやじゴルファーです。ゴルフの道を究めるべく、日々ゴルフの研究に励んでいます。アマチュアゴルファーの視点から、わかりやすくタメになる記事をお届けしたいと思います。
最新の投稿
- スタッフブログ2024.06.23メンタルの強さの証明、バウンスバックとは?
- スタッフブログ2024.06.16アプローチで距離感をだすコツは足の意識
- スタッフブログ2024.06.09空振りと素振りの違いを理解しよう
- スタッフブログ2024.06.02ヘッドの重さを感じる打ち方で飛距離アップを目指そう!