ゴルフはただボールを打って、まっすぐ飛んでいけば何の問題もありませんよね。
ただ、そのボールをまっすぐ飛ばすという事が難しく、特にゴルフ初心者の方であればゴルフボールをいくつ持っていても足りないと思いがちになってしまいませんか?
ゴルフのラウンドではどうしてもボールをなくしてしまう事もあり得ます。
ただ、そういった時に焦らないようにするために、しっかりと対処法は頭に入れておきましょう。
ロストボールとは
ゴルフにおいてロストボールとは、その名の通りゴルフボールをプレー中になくしてしまう事を言います。
直径約42ミリの小さなゴルフボールは広い自然のなかにあるゴルフコース内でどこに行ってしまったかわからなくなってしまう事が多々あります。
フェアウェイキープが出来れば問題ありませんが、林の中などに入ってしまったら探すのが難しいため、ロストボールになってしまいます。
また、ボールがなくなってしまった時に捜索出来る時間は3分以内と決められており、制限時間内に見つけることが出来ない場合は速やかにロストボールの処置をしなければなりません。
ロストボールの処置方法
ロストボールになってしまった時の処置方法は1つだけで、ゴルフボールが元あった場所、いわゆるロストボールになってしまったショットを打った場所からの打ち直しになります。
もしティーショットで打ったボールがロストボールになってしまった場合は、ティーショットから打ち直しでOBと同じイメージを持っていてください。
その時のペナルティーは1打罰になるので、ロストボールをしてしまったらOBと同じ処置方法になると覚えておきましょう。
セカンド以降のショットがロストボールになってしまった場合、元あった場所といっても正確な位置がわからないですよね。
そのため、元あった場所のだいたいの位置からピンに近づかない地点からワンクラブレングス以内にドロップしてプレーを再開出来ます。
ゴルフ場によってはローカルルールでロストボールの処置が決められている場合があります。
ロストボールになったであろう地点にゴルフボールをドロップしてプレーを続行することが出来ます。
この時はペナルティーが2打罰になるので、間違えないように気を付けてくださいね。
このルールに関しては2019年のゴルフルール改正により、普段のプライベートなゴルフプレーでは使用することができるようになりました。
ただし、大きな大会などでは認められない場合がほとんどなので、気を付けてくださいね。
因みに、ロストボールの処置をとってプレーを再開した後に元のゴルフボールを見つけてもプレーを戻すことはできません。
見つけたボールでプレーをしてしまうとペナルティーで2打罰を課されてしまうので、慎重にプレーをしていきましょう。
ロストボールになりそうな場合
ゴルフをプレーしていると怪しい方向にゴルフボールが飛んで行ってしまう事はありますよね。
そういった時は、かならず暫定球を打っておくようにしておきましょう。
暫定球を打っておけば、元の位置に戻る手間も省くことができ、スロープレー予防にもなります。
また、暫定球は何球打ったとしても、3分以内に最初のボールを見つける子が出来れば何の問題もありません。
ただし、暫定球は打つときは必ず「暫定球打ちます」と一緒にラウンドしているプレーヤーに聞こえるようにはっきりと言うようにしましょう。
「暫定球」というワードを言わないと、新しいボールを打った時点でそのボールがインプレーとなり、ロストボールが見つかったとしても、そのボールでプレーが出来なくなってしまいます。
まとめ
ロストボールはゴルフの腕前に関係なく起こりうることです。
そのため、しっかりとロストボールの処置を覚えておき、いざという時に慌てずに対処できるようにしましょう。
ただ、一番はロストボールにならないプレーをしたいものですよね。
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投稿者プロフィール
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大学からゴルフを始め、ベストスコア68。
ゴルフの魅力に取りつかれ、アマチュアゴルファー日本一を目指し中。現在子育て中でなかなかゴルフが出来ないママさんゴルファー。
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