ゴルフのハンディキャップの種類と最新取得方法

戦略性のあるゴルフコース

読者の皆さんは、オフィシャルのハンディキャップをお持ちでしょうか?
ゴルフを始めたばかりの方はこのハンディキャップという言葉をゴルフ場でよく耳にしてなんだろうか?
と漠然と考えたことがあるかもしれません。
ハンディキャップとはレベルの違うゴルファー同士でも一緒にプレーが楽しめるように設けられている制度ですが、今回はゴルフの基礎知識や用語を交えて、このハンディキャップについて説明したいと思います。

ハンディキャップの種類

ゴルフは老若男女関係なく、同じパーティやコンペで一緒に楽しめるスポーツですよね。
それだけに、仲間や会社のコンペ、昔の友人同士や家族など様々な場面で、色々なプレイヤーと時間を共に過ごすことになります。
スポーツですから、当然上手い下手や技術の違いや、パワーの違い、道具の違いなど様々です。
コンペなどを開催すれば、いつも上手い人ばかりが勝ってしまい面白くありませんね。
こんなような場合にもハンディキャップを利用した大会などが運営されて公平性を保つことがアマチュアでは可能です。
このハンディキャップには主に次の2種類があります。

オフィシャルハンディキャップ

オフィシャルハンディキャップとは公式なハンディキャップのことですが日本のアマチュアゴルフを統括するJGA(日本ゴルフ協会)の規定で決められており、オフィシャルハンデとして広く知られているものです。
JGAによって算出されるこの計算は正式名称を【JGA/USGAハンディキャップインデックス】と言って、取得すれば公式戦への出場が可能となります。
読者の皆さんでオフィシャルハンデをお持ちの方は、目標をどこに置いていますでしょうか?
よく聞くシングルプレイヤーはこのオフィシャルハンデが一桁の人の事を指し、アマチュアプレイヤーの中では相当上級者の部類に入りますね。
またハンデが0の人をスクラッチプレイヤーと言われ、これを目指しているプレイヤーも多いです。
そうですね。この数字を小さくすることで実力がUPしている客観的なバロメーターにもなり、公式戦の公平性が保たれる側面と、ゴルファー自身のモチベーションUPにも一役買っていることが理解できます。

プライベートハンディキャップ

オフィシャルハンデとは別によくプライベートで使用されているハンディキャップがこのプライベートハンデですが、一般的にペリア方式と新ペリア方式があります。

ペリア方式

この方式では18Hのうち6Hを隠しホールとして設定します。
概ね隠しホールはゴルフ場側で設定されます。
この隠しホールで大たたきをすると、ハンディキャップ計算で優遇してもらえるわけです。
ただ、この方式はやってみると分かるのですが、結構運に左右され更に公平さを保つために新ペリア方式が考案され、最近は殆ど新ペリア方式が採用されている場面が多いと思います。

新ペリア方式

新ペリアでは18Hのうちパーの合計が48となる12H(アウト・インから6Hずつ)を選択して隠しホールにしますが、これも殆どのケースでゴルフ場が予め設定しています。
プレー終了後にこの隠しホール設定した12Hのスコアを1.5倍してゴルフコースの18Hパースコア(大体72)を引き、更にその数に0.8をかけてハンディキャップを計算します。
この方式を採用することで老若男女や体格差があったとしても、公平に競技することに近づけることが可能となりますね。

まとめ

アマチュアゴルファーにとって目標の定め方は様々だと思いますが、何でも数字の目標があると、モチベーションも沸くもの。
プライベートハンディキャップはコンペの度に算出できているものの、オフィシャルハンディキャップを有している人はそれ程多くないのかもしれません。
今は携帯のアプリケーションからの入力でオフィシャルハンデが取得できる時代です。
是非オフィシャルハンデの目標を今年は持ってみませんか?

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投稿者プロフィール

カール
カール
アマチュアゴルフ歴 30年 ベストスコア 72
ゴルフプレーと共に、昔プレーしていたラグビーの観戦をこよなく愛する 普通のサラリーマン。