コースに出ると練習場のように打てなくなる。
その原因の一つに「打ち急ぎ」があります。
スイングのリズムやテンポには個人差があるので、
単純にリズムが速い人が打ち急ぎというわけではありません。
もしゴルフ仲間に「打ち急ぎだったよ」と指摘されたとしても、
普段のスイングを知っている方だったら良いのですが、
そうでない方に言われた場合は、
的確な指摘ではないこともあります。
また、打ち急ぎが引き起こすミスショットも様々です。
ご自身の体感でチェックして、
打ち急ぎが引き起こすミスにはまらないように、
以下の記事を参考にしてみてください。
今回の目次
1.打ち急ぎとは
2.打ち急ぎになる原因
3.打ち急ぎが引き起こすミス
4.打ち急ぎの改善方法
5.まとめ
打ち急ぎとは
「打ち急ぎ」そのままですね。
打ち急いでいるようなスイングです。
普段より、リズムや切り返しが速くなったりするのが
見た目でわかりやすい症状です。
打ち急ぎになる原因
ゴルフ場に行くと…
・テンションが上がる
・ボールを探して走り回る
・ボールがある場所まで小走りで行く
・後続プレーヤーが待っているので焦る
・後半は体が疲れてくる
プレー中によくあることですよね。
これらに共通しているのは「心拍数が上がる」ことです。
平常時よりも心拍数が速いため、スイングリズムもつられて
速くなり打ち急いでしまうということがあります。
心拍数が原因になる以外では、
「焦り」ですね。
・周りのメンバーはグリーンに乗っている
・自分だけバンカーに打ち込んだ
・フォローが吹いているうちに打ちたい
・みんなホールアウトしてる
・カートを動かさないと!
・マーシャルのカートが巡回してる!
などなど、急ごうという意識が出ると、
スイングも乱れてしまいます。
打ち急ぎが引き起こすミス
全体的なリズムや切り返しが速くなることで、
トップの位置が乱れたり、体が突っ込もうとしたり、
タメがなくなったり、
シャフトのしなりが使えていないなど、
スイングの再現性が低くなります。
そのため、練習場では出ないようなミスを
連発してしまうことも珍しくありません。
ミスショットが連発すると、
さらに焦ってしまいますね。
打ち急ぎが原因のミスショットは
ダフリトップ、引っ掛け、スライス、
プッシュアウト、チョロ、空振り、などなど
何でもあります。
そのためミスショットの結果だけを見るのではなく、
打ち急ぎが絡んだミスショットだったのかも、
疑ってみる必要があります。
打ち急ぎの改善方法
改善方法は打ち急ぎの症状が出てからではなく、
普段からも意識してほしいのですが、
打つ前に、「いったん落ち着こう」
ということです。
わざとゆっくり素振りをしたり、
大きく深呼吸をしたり、
ターゲットではない場所に目線を向けたりと、
自分のペースで打てるように、
心拍数を落ち着かせたり、
焦りをリセットするようなルーティンを入れましょう。
まとめ
ここまでの流れを見ていただくと、
打ち急ぎは上級者よりも、
初心者の方に出やすい症状です。
ゴルフ歴が浅かったり
コースでの経験値が少ないと、
慣れない環境の中、
プレーファーストを意識してしまい、
打ち急ぎになりやすい精神状態になります。
どうしても緊張してしまう場合は、
慣れが必要なこともありますが、
この記事で紹介したような内容を頭の片隅に置いて、
プレーしていただけると、
打ち急ぎ防止のお役に立てると思います。
キーワードは「いったん落ち着こう」です。
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投稿者プロフィール
- 川手昇
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