ハイエストゴルフの大津です。
全米女子オープン優勝
先週は、海外女子メジャー「全米女子オープン」が、カリフォルニア州のオリンピッククラブ・レイクコースで行われました。
優勝したのは、日本の笹生優花選手です!
日本の女子選手がメジャーで優勝したのは、
- 1977年「全米女子プロ」の樋口久子選手
- 2019年「AIG全英女子オープン」の渋野日向子選手
に続く3人目。
笹生選手はまだ19歳。
10代でメジャーを制覇したのは、2008年「全米女子オープン」で優勝した韓国の朴仁妃選手以来2人目です。
日本人2人によるプレーオフ
笹生選手はフィリピン生まれ。
父は日本人、母はフィリピン人で、両国の国籍を持っています。
フィリピンでは、「フィリピン女子オープン」で優勝するなど、トップアマとして活躍していました。
2019年に、日本のプロテストに合格。
2020年には、プロ2戦目「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」で早くも優勝。
さらに同年、「ニトリレディス」でも優勝しています。
ルーキーから将来性を見せていましたが、いきなり世界の大舞台で結果を出しました。
ちなみに、全米女子オープンの最終ラウンドは、笹生選手と畑岡奈紗選手が通算4アンダーで首位に並び、日本選手2人によるプレーオフとなりました。
どちら勝っても、偉業を達成するところでした。
笹生選手のクラブセッティング
さて、気になるのが、笹生選手のクラブセッティングです。
プロは日によってセッティングを変えることもあるので、いつもこのセッティングとは限りませんが、報道などによると以下のようなセッティングが多いようです。
- ドライバー/テーラーメイド・M5
- フェアウエーウッド/マーベリック
- アイアン/三浦技研・TC-101
- ウェッジ/タイトリスト・ボーケイ
- パター/ピレッティ
アイアンは、三浦技研の市販モデルを笹生選手のスイングに合わせて、ヘッドの形状などをカスタマイズしているそうです。
「ピレッティ」というメーカーを、初めて聞いたという人もいるかもしれません。
同社は、2008年に設立された若い企業。
アイアンやウェッジも作っていますが、高精度な削り出しパターが主力商品です。
同社のパターは、ボリュームゾーンの商品でも6万円~10万円と、やや高額です。
ちなみに、笹生選手が使っているパターは50万円近くするそうですが、笹生選手の優勝が決まった瞬間から「同じものが欲しい」と注文が増えているそうです。
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