スイングの振り幅でアプローチの飛距離を安定させる方法

スコアを上げるためにはアプローチ技術の向上が必須です。

初心者は、アプローチを「手の感覚」で打ってしまいがちですが、手打ちになるとなかなか安定しなくなります。

• 「アプローチはAWで打つもの」

と考えている初心者は多いですが、例えばPWや8番アイアンなどでアプローチをすることも効果的です。

例えばピッチ&ランが必要な場合、番手を上げてグリーン場は転がすイメージでアプローチすることも効果的です。

手打ちでスイングしてしまうとなかなか飛距離が安定しないので、「振り幅」による飛距離をしっかり理解してアプローチ技術を向上させましょう。

この記事では振り幅と飛距離の関係について紹介していきます。

特に初心者でアプローチに課題がある人はぜひ参考にしてください。

スイングの振り幅を知る

ゴルフの飛距離は、スイングスピードやクラブの性能、そしてスイングの振り幅でほぼ決まります。

アプローチに関しては基本的にはフルスイングをしないので、スイングスピードはあまり変化がありません。

そのため、クラブの番手と振り幅で飛距離がある程度決まってきます。

例えばクラブヘッドを脛（すね）の高さで振ってみたり、膝から膝の高さで振ってみると、高さが変わらないと飛距離もさほど差が出なくなります。

このスイング開始の高さとスイング終了の高さ（これを振り幅といいます）を色々試してみて飛距離を確認しましょう。

色んなクラブで試してみる

振り幅を考えながら色んなクラブでスイングしてみましょう。

まずはAWで試すことをおすすめします。

アプローチではAWを使用する場面が特に多いので、AWの飛距離は確実に知っておきましょう。

AWでのだいたいの目安としては、すねの高さなら20ヤード前後、膝の高さで30ヤード前後、腰の高さ（ハーフスイング）なら50ヤード前後、肩の高さ（スリークォーター）なら70ヤード前後です。

これは個人差があるのでご自身で確かめてみてください。

このように、AW1本でもスイングの振り幅によって変えていくだけで４種類の打ち分けができるようになります。

AWで試した後はPWや8番アイアンなどで試してみましょう。

番手を上げていくとロフト角が浅くなりますので、ラン（球が転がる）が出て飛距離が伸びていきます。

飛距離が伸びていきますが、アプローチでは飛距離を伸ばすことが目的ではありません。

番手を上げてアプローチをする理由は「グリーン場で転がして寄せる」ためです。

少し上級者的な考えにはなりますが、初心者でも場面によっては試してみるのもいいです。

色んな番手で、色んな高さでアプローチ技術を身につけていきましょう。

初心者向けのアプローチお助けクラブ

あまり上級者は使用していませんが、アプローチのためのお助けクラブに「チッパー」というクラブがあります。

この記事では振り幅と飛距離についてご紹介してきましたが、チッパーも振り幅によって飛距離はかわります。

が、他のアイアンとは違い、振り幅でといっても「ハーフスイング」や「クォータースイング」ではなく、パッティングと同様の振り方になります。

つまり「転がすイメージ」で打つことによって、チッパー独自の「ピッチ&ラン」で寄せることができます。

アプローチにお悩みの方は一度使ってみることをおすすめします。

まとめ

この記事では特にアプローチに於いての振り幅と飛距離についてご紹介しました。

アプローチはほんの数ヤードずれるだけでスコアが大きく変わります。

この記事で紹介したスイング方法で振り幅と飛距離をしっかりと把握して、ぜひコースでのアプローチに活用してください。

アプローチが上手いとスコアはかなり安定します。

まだ100を切れていない人にとっては重要な技術ですので、しっかり身につけてスコアを伸ばしていきましょう。

あなたのゴルフライフが楽しいものになるよう願ってきます。

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