プレー中の「アドバイス」の罰則とは

ハイエストゴルフの大津です。

先週、国内女子ツアーは「JLPGAツアー選手権リコーカップ」が
宮崎県の宮崎CCで行われました。年内の国内女子ツアー最終戦です。

優勝したのは原英莉花選手です。
10月の「日本女子オープンゴルフ選手権」に続き

メジャー2勝目です。

ツアー3連勝がかかっていた古江彩佳選手が単独2位、
上田桃子選手、西村優菜選手、渋野日向子選手が3位タイとなりました。

渋野選手は今シーズン最高の順位で終えました。

残念な事件もありました。ラウンド中の渋野選手にテレビ局の
中継スタッフのカメラマンがお菓子を手渡し、

その様子を撮影していました。

大会2日目に注意をされたにもかかわらず、
3日目にも同様の行為を行っていました。

放送局に対しJLPGAが厳重注意を行いましたが、
コロナの状況であろうとなかろうと、これはいけませんね。

プレー中の選手の集中力をそぐことになるだけでなく、
何らかのアドバイスを受けたと見なされることもあります。

私たちがプライベートのプレーで気軽に行っていることが、
公式の試合ではペナルティになることがあります。

ゴルフでの「アドバイス」とは、プレー上の決断や、
クラブの選択、ストロークの方法などに影響を与えるような助言や示唆のことを言います。

選手は、自分のキャディーおよびパートナー以外からは
アドバイスを受けることができません。

違反するとマッチプレーではそのホールの負け、
ストロークプレーでは2打罰になります。

ちなみに、パートナーとは同伴者のことではありません。

フォアボールやフォアサムなど、組になってプレーする試合での
自分の見方のプレーヤーのことです。

「クラブの選択」もアドバイスになりますので、
同伴者に、「今何番で打ったの?」と聞いてはいけません。

答えたほうも2打罰になります。

「オーバースイングになっているよ」
「フェアウエーの右サイドを狙ったほうがいい」
「私ならアンプレアブルにする」といったアドバイスも違反です。

ただし、ハザードの位置や、パッティンググリーン上の旗竿の位置など、
誰もが知ることのできる事実を伝えることはアドバイスになりません。

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