国内女子ゴルフツアーは先週、「スタンレー・レディース」が、静岡県の東名CCで行われました。
優勝したのは渋野日向子選手です。
渋野選手は最終日、首位と2打差の5位から出てましたが、6バーディー、2ボギーの68で回りました。
18ホールを終えて首位に並んだのは、渋野選手と、木村彩子選手、ペ・ソンウ選手(韓国)、アマチュアの佐藤心結選手。4人でのプレーオフとなりました。
渋野選手のショットはプレーオフで冴え、1ホール目ではフェアウエーからの第3打をカップまで10センチに付けるスーパーショットで楽々バーディー。ここで木村選手が脱落。
渋野選手は2ホール目も、第3打を1メートルにつけてバーディーを奪いました。ペ選手と佐藤選手はバーディーを取れませんでした。
渋野選手の前回の優勝は2019年11月の「大王製紙・エリエール・レディース」です。
渋野選手にとって1年10カ月ぶりの優勝となりました。
優勝後のインタビューで、「2019年の自分を超えることは難しいんじゃないかと思っていた」と語って涙を流していた渋野選手。
確かに2019年はすごかったですね。プロ転向が2018年で、ルーキーでいきなり5月の国内女子メジャー「ワールドレディスサロンパスカップ」で優勝。
さらに7月の「資生堂レディス」でも優勝すると、1カ月もしないうちに「AIG全英女子オープン」で日本勢として42年ぶりに優勝。
その後も、9月の「デサントレディース」、11月の「大王製紙・エリエール・レディース」で優勝しました。
スイング改造にも取り組みましたが、勝てない日々が続いたことから、それが原因だと批判する人も多かったようです。
それを見返すように、見事に日米通算6勝目を挙げました。
ちなみに渋野選手は最近、バッグにウェッジを4本入れているそうです。
今大会でも、100ヤード以内の強さを見せつけました。
「渋野選手うはもう終わった」などと言う人もいましたが、まだ22歳です(2019年は20歳でした!)これからまだまだ活躍できる選手です。
国内女子ツアー、今週は「富士通レディース」が、東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)で行われます。
国内女子ツアーをリードしてきた歴史のある大会ですが、渋野選手は初出場。2週連続優勝への期待もかかります。
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