パターはゴルフにおいて重要な役割を果たすクラブです。
パットの入る確率によってスコアは大きく変わります。
パターに対するこだわりを持つゴルファーは多く、ピン型やマレット型などヘッドの形状や、ネック形状など、様々な要素を比べながら自分に合ったもの探していると思います。
でも、パターの長さを気にするアマチュアゴルファーは少ないのではないでしょうか。
実はパターの長さもパターを選ぶ上で重要な要素の一つです。
今回は、あまり意識したことのない方のためにパターの長さについて解説します。
パターには長さのバリエーションがある
パターの正しい長さについて考えたことがありますか?
一時期流行った長尺パターのように極端に長いパターの存在は知っていても、普通のパターにも長さのバリエーションがあることを知っている方は意外と少ないのではないでしょうか。
パターの長さは、正確なストロークで思ったところへボールを転がすためには、当然に重要な要素になります。
パターの長さは身長と関係します。
基本的に、身長の高い人は長いパターが合いますし、身長の低い人は短いパターが合います。
普通のパターの長さは34インチ
市販されているパターの長さの多くは、34インチです。
パターにはシールなどで長さの表記がされており、ゴルフショップのパター売り場でパターの長さを確認するとほとんどが34インチであることが分かります。
しかし、なぜ34インチが多いのでしょうか?
多いということは、34インチが平均的な長さであることを意味します。
一般的に34インチが合う人が多いということです。
パターの長さは身長と関係しますから、平均的な身長の人は34インチが合うということになります。
ただ、ここで注意すべきことがあります。
平均的な身長とは、どんな人の身長でしょうか?
パターの主要メーカーを思い浮かべて下さい。
ピン、オデッセイ、スコッティ・キャメロンなど…。
そうなのですパターの主要メーカーはアメリカのメーカーです。
つまり34インチは平均的なアメリカ人男性向けの長さなのです。
自分に合った長さのパターとは?
34インチの長さのパターは平均的なアメリカ人向けですから、一般的な日本人男性だと少し長いのです。
パターで構えた時に、目はボールの真上にくるようにとよく言われます。
しかし本当に真上に頭が来るように構えると相当に前傾しなければならないことが分かります。
目がボールの真上になるように構えて違和感のない長さのシャフトを選ぶことが必要です。
身長170cm前後の一般的な日本人男性だと、34インチでは長いと感じる人が多いはずです。
パターの長さのルール
ゴルフクラブの長さについては
「クラブの全長は18インチ(45.72mm)でなければならず、パターを除いては48インチ(1219.2mm)を超えてはならない」
というルールがあります。
ですから、パターの長さは18インチ以上でなければなりません。
そしてアイアンやドライバーの長さの上限は決められていますが、パターの長さの上限はありません。
長尺パターはルールに適合しているのです。
ただし、よく入ると流行った長尺パターですが、2016年からパターのアンカーリングが禁止されましたので注意しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
パッティングスタイルやその人の感覚にもよりますが、34インチは一般的な日本人男性には少し長いスペックとなります。
パターを選ぶ際には長さもよく確認して、いろいろ試して自分に合ったパターを見つけてください。
ゴルファーにとってスコアに直結する重要なクラブであるパター。
エースパターを見つけてベストスコア更新を目指しましょう!!
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投稿者プロフィール
- ゴルフ歴20年のおやじゴルファーです。ゴルフの道を究めるべく、日々ゴルフの研究に励んでいます。アマチュアゴルファーの視点から、わかりやすくタメになる記事をお届けしたいと思います。
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