インパクトが安定しない、
ダフリトップを繰り返す、
芯に当たっても思ったほど飛ばない…
もしかしたら、その症状
「リバースピボット」のせいかもしれません。
そんなことないよ~と思いながら、
気付かないうちに症状が出ている場合もあり、
強く振ろう!飛ばそう!となると
さらにリバースピボットの動作が強くなることもあるので、
まずは症状に当てはまっていないか、
確認するつもりで記事を読み進めてみてください。
今回の目次
1.リバースピボットとは
2.リバースピボットによるミスショットの傾向
3.リバースピボットになる原因【アドレス】
4.リバースピボットになる原因【テイクバック】
5.リバースピボットになる原因【オーバースイング】
6.リバースピボットになる原因【アッパー軌道】
7.リバースピボットになる原因のまとめ
次回の目次
8..リバースピボットの改善方法【テイクバック】
9.リバースピボットの改善方法【ハーフスイング】
10.リバースピボットの改善方法【ヒールアップ】
11.リバースピボットの改善方法【トップの位置を確認する】
12.まとめ
目次
リバースピボットとは
本来であればクラブを
トップのポジションまで振り上げると、
右足に体重が乗ります。
しかし、リバースピボットをしている場合、
トップでは左足に体重が乗っていて、
ダウンスイングで徐々に
右足に体重移動していきます。
さらに、右足体重のままインパクトするという、
通常のスイングとは反対のことが起きています。
これがリバースピボットの主な症状で、
その動きから、
「ギッコンバッタン」と表現されることもあります。
リバースピボットによるミスショットの傾向
リバースピボットでは、
右足体重でダウンスイングをしていくので、
インパクトの手前に
ヘッドが落ちやすくなりダフる。
ダフリそうな雰囲気がすると、
左肘を抜いて回避してトップする。
たまたま、タイミングよく芯でとらえても、
右足体重なので思うように飛ばない。
ボールを打つ点が大きく上下にズレるのが、
ミスショットの傾向になります。
リバースピボットになる原因【アドレス】
ここからは、リバースピボットになる原因を
ひも解いていきましょう。
最初にアドレスです。
胸と両腕で二等辺三角形を作り、
出来た三角形を崩さずにスイングする。
最近では見かけることが少なくなったスイングですが、
三角形を崩さないということは、
肘や手首などの関節をガチガチに固定していることになります。
そのため、非常に窮屈なスイングで、
テイクバックをしながら、左足に体重を移していかないと、
トップのポジションまで、
クラブを振り上げるのが難しいのです。
胸と腕の三角形を固定して、トップを高くするほど
リバースピボットになるのはほぼ確実と言えます。
三角形を固定するという意識を解き放ちましょう。
リバースピボットになる原因【テイクバック】
クラブヘッドを体から一番遠い状態にして、
大きな円弧で振り上げることや、
一瞬で担ぎ上げるように、
トップまで振り上げるようにすると、
トップが高くなるほど、
クラブヘッドが体の左側にくることによって、
振り上げたスピードやヘッドの重さで、
飛球方向に体が引っ張られます。
このクラブヘッドにかかる遠心力に、
体が流されてしまうと、
トップで左足に体重が乗ることになります。
そうすると、次の動作は、
右足に体重移動することになるので、
リバースピボットになってしまいますね…。
クラブにかかる遠心力には、カウンターバランスで対応しましょう。
リバースピボットになる原因【オーバースイング】
オーバースイングが悪いわけではありません。
オーバースイングによって、
トップで左足に体重が乗っていると、
リバースピボットになる可能性が上がります。
理想としているトップの位置と、
実際の動きがズレている人は多いので、
一度、映像や鏡で確認してみるといいでしょう。
リバースピボットになる原因【アッパー軌道】
高い弾道にしたい、遠くに飛ばしたいとなると、
アッパー軌道のスイングになってしまう方がいます。
アッパー軌道で打つ意識が強く働くと、
ボールの中心のやや下をインパクトするようなイメージが湧いてきて、
右足体重であおり打つスイングになってしまいます。
アッパーで当てるとは、ヘッドが最下点を過ぎた
上昇軌道になったときにインパクトすることなので、
あえて、軌道を変えるまでもなく
ボールを置く位置などでも出来るので、
打ち上げるようなスイングは必要ありません。
リバースピボットになる原因のまとめ
ここまで原因と簡単な対処法を書いてきましたが、
記事が長くなってきたので、
ここまでを
リバースピボットの原因と改善方法の前編として、
次のページで改善方法を紹介させていただきます。
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投稿者プロフィール
- 川手昇
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